調査研究
CAPA Airline Leader Summit Asia@シンガポールに弊社調査員が参加しました
2025年10月30日と31日にシンガポールで開催されたCAPA Airline Leader Summit Asiaに、JAL航空みらいラボの調査研究員4名が参加し、アジア太平洋地域の航空市場動向について調査を行いました。
CAPA Airline Leader Summitは、航空の独立系シンクタンクであるCAPA(Centre for Aviation)が主催するカンファレンスです。アジア太平洋、欧州、米州、豪州・オセアニアなど、特定の地域市場ごとに毎年サミットを開催しており、航空会社のCEOや政府関係者、業界の専門家などが一堂に会して、地域特有の状況や課題について議論する場となっています。
今回参加したCAPA Airline Leader Summit Asiaでは、フルサービスキャリアやLCCのCEO(タイ国際航空やセブパシフィック航空)、空港関係者、サプライヤーなどが登壇しました。コロナ禍からの回復を遂げたアジア太平洋市場の将来性や、持続可能性、収益性、サプライチェーン問題、地政学的影響といった主要課題について、活発な議論が交わされました。
初日の夜に開催されたガラディナーでは、航空業界におけるリーダーシップや持続可能性の分野で優れた功績を残した企業・個人を表彰する恒例の「CAPA Awards for Excellence」が発表されました。
「Asia Airline of the Year」には大韓航空、「Asia Low Cost Airline of the Year」にはセブパシフィック航空、「Asia Airline Executive of the Year」にはシンガポール航空のGoh Choon Phong CEO、「Asia Large Airport of the Year」には香港国際空港が選出されました。