調査研究

Cirium 2025 Tokyo Market Briefingに登壇しました

2025年10月15日、英航空系データ分析会社Cirium社主催のセミナー「2025 Tokyo Market Briefing」において、JAL航空みらいラボ 取締役 航空事業調査研究部長の岩﨑平がゲスト講演を行いました。当日は航空・空港に関わる学識者、行政関係者、企業関係者など約200名の皆さまにご参加いただきました。

「国内線ネットワークについて」として、日本の国内線ネットワークが世界的にも有数の規模であることを冒頭に紹介しました。その後、東京・大阪を起点とした移動における、各都道府県ごとの航空・鉄道の分担率について説明しました。
新幹線ネットワークも充実している日本においては、鉄道での所要時間が3~4時間を境に航空分担率は激減します。各空港ごとの制約もありますが、航空ネットワークの維持に向けて、より航空の強みを活かす策を検討すべきタイミングではないかと示唆を述べています。
その後のパネルディスカッション形式の質疑応答では、「国内線でビジネス旅客が減少した原因はなにか?」「ビジネス需要がWEB会議などへ置き換わる中、国内線の航空機は小型化していくのか?」など活発な質問が寄せられました。

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