次世代育成
千葉大学の「企業における環境サステナビリティ」講座にゲストスピーカーとして登壇しました
2025年10月16日、持続可能な社会の実現に向けて、企業の取り組みが業界や人々の暮らしに与える影響について、企業の実務家として授業内で講演を行いました。JALのESG経営の事例を紹介しながら、航空産業が社会に果たす役割についてお話ししました。
千葉大学の「企業における環境サステナビリティ」講座は、各回ごとに企業で働く実務家が担当するオムニバス形式の授業です。JAL航空みらいラボが担当した回は、約300名の学生が受講しました。
導入では、航空業界の市場規模や公共交通機関としての使命、さらに非航空事業領域における取り組みについて説明しました。本題のサステナビリティ活動については、CO2排出削減に向けた国産SAF製造プロジェクトへの参画や省燃費機材への更新、地域活性化に向けた関係つながりの創出について解説しました。
授業の最後の質疑応答では、「SAFの燃費や安全性について教えてください」「他の航空会社との協働はありますか」「アウトバウンド喚起のための取り組みはありますか」など、活発な質問が寄せられました。
千葉大学「企業における環境サステナビリティ」への参画は、次世代のサステナビリティに対する高い意識に触れる大変貴重な機会となりました。サステナビリティを自分事として捉え、未来を創っていこうとする学生たちの意欲から、私たち企業側も多くの学びを得ることができました。JAL航空みらいラボは、今後も次世代のリーダーたちとの学びを大切にし、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。